アリは種類により結婚飛行の時期が異なります。 不快害虫として扱われるハネアリは厳寒期を除くとほぼ1年中飛行が見られます。 ただし、結婚飛行が行われても、必ずしもハネアリが屋内へ侵入するとは限りません。 6月頃から飛行が始まるクロオオアリは、ほとんど家屋への侵入はありません。 トビイロケアリ(7月頃から)・キイロシリアゲアリ(9月頃から)・サクラアリ(10月頃から)の アリについては家屋への飛来も多く、弊社でもこの時期には数多くの問い合わせを頂きます。またトビイロケアリ・サクラアリに関しましては、積極的に建物への営巣を行います。アリは種類によって生態ががかなり異なるため、正しい同定と対応が求められます。
ハネアリの場合、大量発生は一時的なもので、 何日も続く事はありません。 ハエ・カ用の市販エアゾール式の殺虫剤で対処する事ができます。
有効成分は遅行性のため、アリはすぐには死亡しませんが 働きアリは餌として巣に持ち帰り巣ごと退治します。 (商品はインターネットで購入が可能)