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シロアリとアリの見分け方

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●シロアリの羽アリ ●アリのハネアリ

シロアリは名前や形、大きさ、生活様式などがアリに似ていますが、アリとは全く違った種類の昆虫で、アリの仲間ではありません。
シロアリとアリは次の点で簡単に見分けられます。
1)アリの触角は「く」の字状をしていますが、シロアリの触角は真珠のネックレスの様に数珠状をしています。
2)アリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさで同じ形をしています。
3)アリは腰の部分がハチの様に細くくびれていますが、シロアリは細くなっておりません。

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【ヤマトシロアリ】
北海道中央部を上限として日本全土、および韓国、中国に広く分布します。
ヤマトシロアリは乾燥に弱く、また水を運ぶ能力が無いので、常に湿った木材中で生活し、蟻道を加工して地中やコンクリートの表面などを移動します。
固定の巣は無く、加害部の一部に生殖虫がいて、巣をかねています。
一つのヤマトシロアリのコロニーは、数千から二、三十万頭の規模です。
羽蟻が飛ぶ季節は、通常4月下旬から5月にかけての日中、特に雨後の温暖な日の午前10~12時頃見られます。

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【イエシロアリ】
太平洋ベルト地帯よりも西、または南の地域、海岸沿いの砂地に生息します。
世界のシロアリの中でも、最も加害の激しい種類で、建造物や立ち木に大害を与えています。
コロニーの数は数十万~数百万頭の規模になる。また、行動範囲が広く、食害も激しく進行が早いです。
樹木の幹、切り株や根の下に直径1メートルにもなる塊上の巣を作ります。
羽蟻の郡飛は6~7月頃の蒸し暑い夕方から夜にかけてで、電灯に良く集まります。
横須賀で出た例も見られます。
 
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